ぼやきごと/2009-11-04/組み込み言語は戦国時代？ のバックアップ(No.1)

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組み込み言語は戦国時代？ †

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ゲームに使える組み込み言語について更に調べていました。

どうもSquirrelのバインダの一つであるSqPlusは評判があまりよろしくない感じ。
SqPlusよりはSqratの方がいいようです。
確かに最終更新日を見てもSqratの方が（どちらかといえば）勢いがある感じ。
ググってもTwitterのつぶやきばかりで有益な情報が全然見当たらないのが困りものですが…。

また、C++とLuaのバインドはtolua++の他にLuabindというライブラリもある模様。
SqPlusと同じくテンプレートを駆使しているバインダですが、引数付きコンストラクタをそのまま指定できる等、SqPlusより優れている感じです。
ただ、boostの導入が必要だったりと前準備は結構面倒そうです。

他にも有用そうな組み込み言語をいくつか見つけたのですが、とりあえず概要説明と参考サイトの列挙に留めます。

AngelScript
組み込み言語としては珍しい静的型付け言語。
Squirrel以上にC/C++ライクな構文なため、既にC/C++を知っている人には敷居が低い。
バインダが本体ライブラリに内蔵されている点もGood。
参照カウンタを意識したクラス設計をしなければならない点と、資料の少なさがネック。
Xtal
国産のC++組み込み言語。
AngelScriptと同様にバインダが内蔵されており、その扱いやすさは他言語のバインダと比べてもピカイチ。
言語自体はLuaと同等かそれ以上に独特な構文のため、覚えるのには若干苦労しそう。
とはいえ丁寧な日本語のマニュアルが提供されているので迷うことはないでしょう。

個人的にはXtalが気になります。

組み込み言語は色々あるけどどれも一長一短。
まず使用用途をキッチリと定めてから、それにマッチする言語を選択するのが賢い方法でしょうね。

Category: [Lua][Squirrel][組み込み言語][プログラミング] - 2009-11-04 02:58:08
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